この記事では、現代日本の「いま」と「未来」の流れを読み、労働寿命を延ばさなくてはならない理由を解説していきます。
労働寿命とは?
筆者が調べた範囲で明確な定義はないようです。
このブログでは、
【働き続けられる期間=労働寿命】
と定義させていただきます。
労働寿命を延ばさなくてはならない3つの理由
政府は「働くことができる高齢者」を作ろうとしている
以下の記事にもあるように、
政府は65歳〜69歳の就業率を高めようと、目標価まで設定しています。
「アベノミクス開始後の高齢者の就業率上昇は著しい。現在の安倍政権が最初に策定した2013年の成長戦略(日本再興戦略-JAPAN is BACK-)では、60~64歳の就業率を2012年の57.7%から2020年に65%まで引き上げるという目標(KPI)を掲げた。実際の就業率は目標を大きく上回るペースで上昇し、2017年には66.2%(2018年は68.8%)となり、目標達成時期よりも3年早くその水準をクリアした。こうした状況を受けて、今回の成長戦略では、65~69歳の就業率を2018年の46.6%から2025年に51.6%へ引き上げるという目標(KPI)が新たに設定されたのである。」
引用:
平均退職年齢はすでに70歳~政府の就業率目標は低すぎる?~ | ニッセイ基礎研究所 https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=61900?site=nli
70歳現役時代の到来
以下の調査によると、
平均退職年齢は2018年時点で
69.9歳(男性71.4歳、女性68.4歳)と推計された。
引用:
平均退職年齢はすでに70歳~政府の就業率目標は低すぎる?~ | ニッセイ基礎研究所 https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=61900?site=nli
また、総務省統計局の「労働力調査」によれば、2018年の70歳の就業率は36.0%(男性45.1%、女性27.7%)とされている。
これらのことからも、
【70歳現役時代】はすでに到来していることがわかる。
年金受給年齢の引き上げ
みなさんご存知の通り、2000(平成12)年の法律改正で、老齢厚生年金の支給開始年齢がそれまでの60歳から65歳に引き上げられることになりました。
…さらに引き上げられるのではないか、という気がしてなりません。
政府の戦略、現状の平均退職年齢を考えると、気のせいにはしていられません。
こちらの方も、受給開始年齢のさらなる引き上げを予測しております…。
年金受給開始年齢「70歳」はほぼ確定…最悪のシナリオを読む | 幻冬舎ゴールドオンライン https://gentosha-go.com/articles/-/36023
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